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令和2年度市民後見実践者研修研修を開催しました（9月26日）
9月26日に、地域後見推進センター主催で、令和2年度市民後見実践者研修を開催いたしました。
本研修会は、当初3月に開催する予定でございましたが、新型コロナのために延期となっておりました。
今回、感染症対策等の準備を徹底した上で、開催させていただきました。
当研修会には、市民後見人養成講座の修了生等の160名以上の方にご参加いただきました。
たくさんの方々にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
研修会の概要としては、以下の通りです。
1限目： 研究報告『成年後見制度に関する調査研究』
－地域後見における連携ネットワークと中核機関－
講師： 遠藤 英嗣（地域後見推進センター理事長、弁護士）
2限目： 講義『法テラスと市民後見』
－国民がどこでも法的トラブルの解決に必要な情報やサービスの提供を受けられるようにという構想のもと設立された法テラス。地域にとって心強い存在である法テラスの業務を再確認－
講師： 植田 高史 氏（法テラス秩父法律事務所代表、常勤弁護士）
福井 拓也 氏（法テラス秩父法律事務所、常勤弁護士）
3限目： 実践報告『多様な支援から考えさせられること』
－8050問題、生活困窮、ゴミ屋敷など、抱えている問題は多種多様。フォーマルとインフォーマルの狭間を知恵と工夫で埋めながら活躍する市民後見活動の最前線－
講師： 上田 佳代 氏（成年後見普及協会 代表理事）
4限目： 事例紹介 『成年後見制度普及に向けた取り組み』
－三井住友銀行が成年後見制度の普及に向けて動き出す背景と方向性－
講師： 柏木 吾朗 氏（三井住友銀行 デジタル戦略部上席推進役）
5限目： 講義『成年後見実務の運用と問題点』
－後見実務において問題となるテーマについて、これまでの実例をもとに家庭裁判所が示してきた見解を解説－
講師： 片岡武（地域後見推進センター業務執行理事、弁護士、元裁判官）
ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。
次回の研修会は3月を予定しておりますので、何卒よろしくお願いいたします。