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地域後見推進プロジェクト

共同研究
東京大学教育学研究科生涯学習論研究室+地域後見推進センター

2つの受講コースの内容

当講座では、「対面コース」と「オンラインコース」の2種類の受講コースをご用意しております。
受講生には、2つの受講コースのうち、どちらか1つを選んでご受講いただきます。

以下では、これら2つの受講コースについてご説明します。

 

1. 2つの受講コースの概要

(1) 対面コース

 「対面コース」では、東京大学の教室(本郷キャンパス 薬学系総合研究棟 講堂、薬学部 西講義室)において、対面での講義を行います。
 なお、各講義の実施日に、教室において講義を受講することができない場合は、オンラインでの「同時配信」または「録画配信」によって、講義を受講することができます。

※「対面コース」は原則として、座学の講義(合計45時間)を最低20時間以上は対面で受講することが求められます。座学の講義を20時間以上教室で受けることができないと事前に予想される方は、「対面コース」ではなく「オンラインコース」をご選択ください。

※開講後、止むを得ない事情(体調の悪化や家庭の事情等)が生じてしまい、20時間以上対面で受講することができなくなった場合は、対面の代わりにオンライン(「同時配信」または「録画配信」)の講義を受講することにより、本講座を修了することが可能となります。

 

(2) オンラインコース

 「オンラインコース」では、オンラインでの「同時配信」または「録画配信」によって、講義を受講していただきます。
 なお、「オンラインコース」の受講生は、教室での対面講義を受講することはできません。

 

2. オンラインでの講義の実施方法

 「対面コース」と「オンラインコース」のいずれのコースの受講生も、オンラインで講義を視聴することができます。
 オンラインによる講義は、「同時配信」と「録画配信」の2種類の方法によって行われます。

(1) 「同時配信」の実施方法

 オンラインによる「同時配信」は、各講義の実施日に、教室での講義の模様をリアルタイムでネット配信します。
 「オンラインコース」の受講生は、オンラインの「同時配信」により講義を受けていただきます。また「対面コース」の受講生も、教室で講義を受けることができない場合、「同時配信」で講義を受けることができます。

 配信のためのアプリは、Zoomを使用します。
 Zoomは無料で利用できますので、受講生がZoomをご購入いただく必要はございません。
 Zoomは、パソコン、タブレットPC、スマートフォン等の機器で利用できます。

 Zoomの具体的な使用方法については、「Zoomの使用方法」のページをご覧ください。

 ただ、「『Zoomの使用方法』のページを読んだが、Zoomの使用方法がよく分からない」といった場合であっても、原則として電話等でのサポートを受けることはできません。したがって、同時配信を視聴する場合は、ご自身だけでZoomを使用することができる程度のスキルが受講生において必要とされます。
 ただし、Zoomによる同時配信の講義を視聴することができなかった場合でも、後で録画配信の講義を視聴することができます。それゆえ、仮に受講生がZoomを使用するスキルや環境を有していない場合であっても、録画配信を視聴することによって、本講座の全課程を修了することが可能です。
 また、Zoomで同時配信の講義を視聴した場合でも、復習等のために、後で録画配信の講義を何度でも視聴することができます。

 

(2) 「録画配信」の実施方法

 「録画配信」は、講義動画(教室での各講義の模様を録画したもの)を、各講義の終了後にネットで配信いたします。
 講義動画は、当プロジェクトのホームページの受講生専用ページにおいて配信されます。
 講義動画は、「対面コース」と「オンラインコース」のいずれの受講生も視聴することが可能です。

 講義動画の配信はオンデマンドで提供されます。つまり、講義動画は受講生のご都合のよい時に、いつでも何度でも視聴することができます。
 講義動画はパソコン、タブレットPC、スマートフォン等の機器で視聴できます。(YouTubeを視聴できる機器であれば、講義動画を視聴することが可能です。)

 講義動画の配信期間は、各講義動画の配信開始日から講座の終了日(修了証書授与式の開催日)までとする予定です。配信期間中は何度でも講義動画を視聴することができます。

※なお、講義動画のDVDの貸し出しは原則として行いません。開講後、ネット環境の突然の不具合などの特別な事情が生じた場合は、一時的なDVDの貸し出し等の対応を検討いたしますので、事務局までご相談ください。

 

3. その他

 その他の講座の実施方法等については下記の通りです。

(1) 受講生にご用意いただくもの

 本講座を受講するにあたって、受講生には次の2つをご用意いただく必要がございます。

    1. インターネットを利用するための環境
      (YouTubeを利用できる環境。Zoomを利用できる環境があれば、なお望ましい。)
    2. メールアドレス(連絡用)

※Zoomを利用できる環境があれば、同時配信の講義を視聴することができます。また、もしZoomを利用する環境がない場合でも、YouTubeを利用できる環境があれば、録画配信の講義動画を視聴することによって、講座を修了することが可能です。
※Zoomを快適に使用するためには、一定以上の性能のパソコン等の機器および一定以上の帯域幅のインターネット環境が必要となります。ただし、性能の低い機器や帯域幅の狭いネット環境でも、多くの場合、快適ではないもののZoomを使用することは可能です。詳細については下記のページをご覧ください。

 Zoomを使用するためのシステム要件
 (Zoom社のホームページに移動します。)

※また、メールアドレス(連絡用)は、当プロジェクトのドメイン(@kouken-pj.org)からのメールを受信できるように設定しておいてください。

 

(2) 主要9講義について

 本講座では、全33講義のうち、成年後見制度を理解するために特に重要とみなされる講義を「主要講義」に設定しています。主要講義として設定されているのは以下の9講義です。

 ① 10月19日3限「成年後見制度概論」
 ② 10月20日1限「法定後見制度 Ⅰ」
 ③ 10月20日2限「法定後見制度 Ⅱ」
 ④ 11月 9日1限「後見人の実務 Ⅰ」
 ⑤ 11月 9日2限「後見人の実務 Ⅱ」
 ⑥ 11月10日3限「任意後見制度」
 ⑦ 11月17日1限「財産法の基礎」
 ⑧ 11月17日3限「後見実務の演習 Ⅰ」
 ⑨ 12月21日3限「後見人の実務 Ⅲ」

 この主要9講義については、レポート(各講義の内容を400字程度にまとめたもの)を提出していただく必要があります。
 ただし下記の場合は、当該講義についてレポートの提出が免除されます。

  • 「対面コース」の受講生: 講義を教室で受講する、または同時配信で受講する。
  • 「オンラインコース」の受講生: 講義を同時配信で受講する。

※同時配信の受講の有無の判定は、Zoomへのサインインを確認することによって行います。

 なお、主要9講義以外の講義については、レポートを提出する必要はありません。

 

(3) グループワークについて

 本講座ではグループワークを複数回実施します。グループワークでは、複数の受講生同士で討論(後見事例に関する議論等)を行ってもらう予定です。

 グループワークは下記の方法で実施します。

  • 「対面コース」の受講生: 教室において実施。
  • 「オンラインコース」の受講生: 「同時配信」において実施(Zoomのブレイクアウトルームを利用)。

 グループワークへの参加は必須ではありませんが、可能な限り参加することが奨励されます。

 

(4) 理解度確認テストについて

 全講義が終了した後に、「理解度確認テスト」をオンラインで実施します。 「対面コース」と「オンラインコース」のいずれの受講生も、オンラインでテストを受けていただきます。
 当ホームページの受講生専用ページ内の「理解度確認テスト」のページにおいて、オンラインでテストに解答していただきます。
 テストは、テスト実施期間(1月27日~2月2日を予定)のあいだ、いつでも受けることができます。テストの解答時間は60分を予定しています。
※詳細については、講座開講後にご説明いたします。

 

(5) 資料の配布について

 テキストやレジュメ集等の資料の配布は下記の通り行います。

  • 「対面コース」の受講生: 講座初日(または各講義の実施日)に、教室にて資料を配付します。
  • 「オンラインコース」の受講生: 講座初日(または各講義の実施日)までに、各受講生のご自宅(受講申込時に登録された住所)まで郵送します。

※なお、本講座の受講は海外からでも可能ですが、レジュメ集等の資料の郵送は日本国内に限定されます(海外への郵送は行っておりません)。

 

(6) 対面講義の一時中止の可能性について

 可能性は非常に低いと思われますが、今後、新型コロナの感染状況が極端に悪化して非常事態宣言が再び発出されるなど、社会情勢が大幅に変化した場合、教室での対面講義を一時的に中止して、すべての講義をオンラインで実施する可能性がございますので、ご了承ください。