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平成30年度市民後見実践者研修研修を開催しました(3月2・3日)
3月2・3日に、地域後見推進センター主催で、平成30年度市民後見実践者研修を開催いたしました。
当研修には、市民後見人養成講座の修了生等の110名の方にご参加いただきました。
たくさんの方々にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
2日間の研修の概要としては、以下の通りです。
(1) 平成31年3月2日(土)
・1限目
実践報告1:「後見実務をとおして考えさせられるもの」
-出会い(受任)から別れ(終了・死後事務)まで、本人に寄り添う後見活動とは-
講師: 藤田嗣人 氏(司法書士)
実践報告2: 「紙芝居『12人の成年後見人』より」
-実話に基づく、たった一つの人生に捧げる後見物語-
講師: 野原朗子 氏(市民後見人)
・2限目
講義1: 「認知症とともに生きる」
-認知症のご本人とそのご家族の体験談やコーディネーターの活動から後見活動のあり方を考える-
講師: 松本由美子 氏(認知症の人と家族の会 埼玉県支部埼玉県若年性認知症支援コーディネーター)
ご本人とそのご家族
・3限目
講義2: 「成年後見制度利用促進に関する最新の動向」
-地域共生社会の推進、利用者がメリットを実感できる制度とするために地域の将来を見据えた権利擁護・後見制度利用促進の体制整備とは-
講師: 水島俊彦 氏(弁護士、成年後見制度利用促進専門家会議委員)
(2) 平成31年3月3日(日)
・1限目
講義3: 「『意思決定支援』における基本的考え方」
講師: 名川勝 氏(日本意思決定支援ネットワーク代表理事、筑波大学大学院人間総合科学研究科講師)
・2限目
講義4:「『意思決定支援』におけるプロセス理解」
-国内の「意思決定支援」ガイドラインを読み解く-
講師: 水島俊彦 氏(日本意思決定支援ネットワーク副代表、弁護士)
・3限目
意思決定支援実践スキル入門1:「『思い』を紐解く語らい」
コーディネーター: 小杉 弘子 氏(日本意思決定支援ネットワーク副代表)および実践者チーム
・4限目
意思決定支援実践スキル入門2:「好きと嫌いをもういちど考えよう」
コーディネーター: 名川 勝 氏(日本意思決定支援ネットワーク代表理事、筑波大学大学院人間総合科学研究科講師)
・5限目
意思決定支援実践スキル入門3:「トーキングマット入門」
コーディネーター: 水島 俊彦 氏(日本意思決定支援ネットワーク副代表、弁護士)
本間 奈美 氏(日本意思決定支援ネットワーク理事)
また、1日目の研修終了後には、市民後見ひろば(修了生の会)主催による「交流会」が開催されました。
そして2日目の研修は、「日本意思決定支援ネットワーク(SDM-Japan)」とのコラボレーションにより開催されました。
ご参加いただいた皆様、2日間の研修、大変お疲れ様でした。
次回の研修につきましても、何卒よろしくお願いいたします。